好々爺の電脳遊戯録

PCゲームに関してプレイ日記(ログ)やmod、周辺ツールのことなど書いていこうかな、と。

Kensington Orbit の裏蓋を開けるには、T(R)6ドライバーを用意する

Orbit トラックボールの分解に関して、情報が無さそうなので、適当に書いてみる。

なお、裏蓋を開けるには、「T(R)6」トルクスドライバーを用意すればよい。
あとは、他のマウスやトラックボールなどの内部メンテナンス記事を参考にすればいいだけです。
(注意点も同じ)

以下は、どうでもいい駄文。


当方、マウスからトラックボールへ切替えてだいぶ経つ。
トラックボール自体には馴染みがあったけれど、いざ自分が使うとなると悩むモノで。
実際のところ、ヨドバシの店頭で触り込み、大きさと機能の面で比較的シンプルな Kensington Orbit を買った。
https://www.kensington.com/ja-jp/p/products/ergonomics/ergonomic-input-devices/1/www.kensington.com

日々のメンテナンス自体は、ボール受け周りの埃カスを取り除くだけ。
ただ、数年使い込むうちに、左右ボタンの反応が悪くなり。
酷いとチャタリングまで起こる始末。

一時しのぎで、マイナスドライバーを隙間に差し込んでボタンの位置を多少ずらすことも試したけれど。
さすがに長期間は持たない。

そんなわけで、裏蓋を開けて、スイッチ自体に接点回復材を適用して様子を見ようと思い立った。


海外製ということで、裏蓋のねじは、トルクスねじ。
問題は、径に関する情報がサッパリないこと。

仕方ないので、見た目の大きさから凡その適合しそうなトルクスドライバーを購入して試してみた。
結果から言えば、「T6(TR6)」が該当した。


(ここからは、PCと接続してない状態での作業)

裏蓋のねじ(下側の滑り止めラバー?の下にも1本ある)を全て外せば、アッサリと裏蓋は外れる。

中は、ゴテゴテとモノが詰まっているわけでもなく。
上蓋側に基盤が置かれている。
(ねじ止めされていた気がした)

その基盤には、各種スイッチやセンサーがくっついているだけ。
なお、基盤を外すときは慎重に行うこと。
特に基板上のスイッチ類などは、無理な力をかけてしまうと、もげる恐れがあるので扱いには特に注意する。
(電子部品のはんだ付けに理解があるなら、はんだ付けを直すものアリかも?)

スッカスカとはいえ多少隙間から入り込んだ埃はあるので、それらは除去する。
あとは、目的のスイッチを軽く掃除してから、周囲の基盤などに付着しないよう慎重に、でも十分な量の接点回復材を吹きかける。
(余分な回復材を吸収できるようスイッチをキッチンペーパーなどで包み込んでおくといい)
吹きかけた後は、スイッチ奥まで馴染むようポチポチとスイッチを何度か押しておく。

少し乾燥をさせてから、基盤等を元の位置に設置し直して、裏蓋を閉めていく。

裏蓋を閉めたら、PCにつなぐ前にボタンをポチポチ押してスイッチとズレが生じていないか確認する。
ズレている場合は、再度裏蓋を開けて調整すること。


最後は、PCに接続して、動作に問題が無いかを確認する。
もし、動作に支障がある場合は、再度裏蓋を開けて接触や接続に問題が無いか確認する。


当方の場合、最初はスイッチに少しだけ接点回復材をつけてみたのだけど、直ぐに調子が悪くなる始末。
そこで、十分過ぎる量を吹きかけてやったら、すこぶる快調になった。
こうして、半年~1年ほどスイッチの反応の悪さにイラついていたのがスッカリ無くなったのでした。

今は、ボールの滑りが悪くなったときにボール受けの埃カスを掃除するだけですんでいる。